備えあれば患いなし!
「マスク・手洗い・うがい」以外にもできることはたくさんあります。一歩踏み込んだ「生活管理の足し算+引き算」を行うことで、防げるものは格段に多くなります。
簡単にできるインフルエンザ・新型コロナウイルス対策としての冬季の過ごし方をまとめました。これから来るかもしれない更なるパンデミックに備えて、自分にできることをしておきましょう。

冬季 自己管理ポイント

昨年から続く新型コロナウイルスの影響で、当たり前の社会生活が制限される日々が続いています。冬季はどんな方でもウィルス・細菌・カビ・真菌が活発化する時期です。
普段から私たちの体の中にいるこのようなウイルス・細菌などをまとめて潜在感染源と言います。この潜在感染源が騒ぐと、新たに入ってくるウイルスなどにかかりやすくなりますので、潜在感染源にいかに手錠をかけておくか、ということがこの季節の重要な対策となります。

今回は、感染症対策としての生活管理の足し算+引き算で優先度の高いものをご紹介します。
身体に悪影響を及ぼすものは、減らす。
身体に足りないものは増やす。
これが生活管理の足し算、引き算です。

 引き算

身体に悪影響を及ぼすものは、なるべく減らす。
①糖質・酵母(米、パン、麺、芋、スイーツ、果物、パン、ビール、発酵食品など)
②悪い油
③スマホ(電磁波)
④キャパオーバー

①糖質・酵母を引き算!
冬季は冷えによる免疫低下から潜在感染源が活性化しますが、感染源の黒幕ともいえるカビ・真菌も騒ぎます。カビ真菌は皮膚や爪だけでなく、粘膜・血液中・内臓組織などのいたるところにいます。真菌はタンパク質を溶かす酵素をもっていて皮膚・粘膜・内臓組織を溶かして根を張り栄養素を奪います。そしてその毒素で高血圧やガンなど様々な病気になるのですが、免疫系もダウンさせますので、外からのコロナやインフルエンザにもかかりやすくなります。

カビ真菌は、糖が大好きですから糖質である米やパン、甘いものが来ると活性化して毒素をばらまき慢性炎症が起こします。その結果様々な心身疾患となって現れます。親戚である酵母も大好きですから、パン・ビール・発酵食品が入ってくれば同じように活性化して不調になります。発酵食品は体に良いですが、この時期は摂りすぎないようにすることが大事です。

②悪い油を引き算!
悪い油とは酸化した油や体に炎症を起こす油のことで、お惣菜やお菓子に使っている油などです。

悪い油が引き起こす慢性炎症は様々な疾患にかかわっているのですが、今回のテーマである感染症にも慢性炎症→免疫系への負担という構図で関わっています。お惣菜コーナーの揚げ物、お菓子、こってりギトギトは減らしましょう。

③スマホなど電磁波を引き算
日本ではほとんど言われていませんが、スマホなどが発信する電磁波が脳や臓器に悪影響を及ぼします。電磁波を浴びている脳は常に混乱した状態になっていますので、次のような影響がでます。
・不眠
・体の修復が遅れる=ケガが治らない、病気が長引く
・免疫系の疲弊

④キャパオーバー
なんでもほどほどに。

足し算

身体に足りないものは増やす!
この時期、特に重要な足し算5つをお伝えします。

①高タンパク(+低糖質)
②体内の弱アルカリ化の維持
③必要なサプリ補給(ビタミンC、ビタミンD3、消化酵素、プロバイオ)
 ※コロナ対策としてのサプリメント詳細を下に書いておきます。
④温活

①高タンパク(+低糖質)
高タンパクの食事と、引き算でもお伝えした低糖質の食事が基本となります。肉・魚・乳・卵・豆など偏らずに食べてください。どうしてもタンパク量を増やせないひとは、短期であればプロテインを使っても良いです。

②体内の弱アルカリ化の維持
クエン酸+重曹水 1日コップ数杯

詳細は、クエン酸重曹水の作り方をご覧ください。

③必要なサプリ補給
コロナ対策としてのサプリメント(1日量)
ビタミンC 4~6g以上 
 ※カゼの時は8~10g
 ※5000mg以上で抗ウイルス作用があります。
ビタミンD3
2500単位1粒か5000単位1粒
亜鉛
プロバイオ(ミヤリサン、ビフィズス菌、乳酸菌)
消化酵素
プロテイン 20~30g

④温活
使い捨てカイロで、胸の真ん中やへその上下を温める。
首・手首・足首・お腹を温める。

コロナ対策サプリメントに関する参考文献
Dr.ナンブデュリパッドからのメッセージ2020/3/29
藤川徳美医師ブログ「精神科医こてつ名誉院長のブログ」
柏崎良子医師 栄養医学ガイドブック
宮澤賢史医師からのメッセージ見出し