12月に入り、寒さが増してきました。
本格的な冬に入るこの時期は、『寒暖差疲労』による不調が出てくる時期です。

寒暖差疲労とは

気温差によって体に疲労がたまり、不調が出る状態のことを言います。
私たちの体には、寒くなると体温を上げようとする機能と、熱くなると熱を逃がそうとする機能が備わっています。

この体温調節の役目を担うのが自律神経です。
しかし、寒暖差の大きい環境にいると、それに対応しようと必要以上にエネルギーを消費し、自律神経もオーバーワーク気味になります。
こうして、どんどん疲労が蓄積してしまうのです。

寒暖差疲労によって起こる不調は、人それぞれです。
身体の冷え、肩こりや頭痛、めまいなど、身体に不調が出る方。
食欲不振や、眠りが浅くなるなど、精神的な不調が出る方。

寒暖差疲労は、気温差が5度以上あると影響が出やすいと言われています。疲労を蓄積させないために、どんな予防をすればよいでしょうか?

まずは、3食バランスの良い食事をとり、ゆっくり休むことが重要ですが、加えて気を付けて欲しい点をご紹介します。

  • 階段を使う、散歩するなど、日常の中に体を動かす要素を追加する。
  • 体を冷やす飲み物や食べ物を控える。
  • 本来持っている体温の調節機能が働くように、重ね着などの工夫で温かくする。
  • ゆっくりお風呂につかる
  • 首、手首、足首を温める。

どれも、その気になれば簡単にできる事ばかりですね。体をしっかり温める習慣や対策を生活に取り入れて、寒暖差に負けない体づくりをしていきましょう。

それでも、イマイチ不調が改善しない方や、忙しさで上手く休めないという方は、一度当院で施術を受けてみてください。

ぐっすり眠れるようになった、すっきりしたと仰ってくださる方が多い施術です。皆様のお身体に合わせて、その時一番必要な調整をいたします。