体が酸性に傾くと、免疫力が低下して、さまざまな病気を引き起こす可能性があると言われています。
人間の血液は常にpH(※1)7.4くらいの弱アルカリ性に保たれるようになっています。ところが、普段の生活に「酸性化の 4 大要素」が強く影響していると、酸性に傾いていきます。

酸性化の 4 大要素とは、
①糖質(砂糖・果物・米・根菜類・甘い野菜)の過剰摂取
②冷え(電磁波の過剰使用・保温不足)
③脳のキャパオーバー(睡眠不足・○○し過ぎ)
④ストレス(自分に対する不安・不満・恐れ) です。

体内を弱アルカリに保つためには、さまざまな方法があります。
その中でも手軽にお金をかけずにできるのが、クエン酸重曹水による体内の弱アルカリ化です。糖尿病、心疾患、血圧、自己免疫疾患、高脂血症の改善、ガン予防として役立ちます。
簡単に作れて、美味しく飲めるのでぜひ作ってみてください!

※1 pH (ペーハー):酸性・アルカリ性の度合

クエン酸・重曹水の作り方

重曹 1日目安量:5g
クエン酸 1日目安量:15g
重曹もクエン酸も、1/4小さじ 1杯で約1gです。

重曹を入れることで、炭酸水となり、クエン酸の酸味が和らぎます。
食用のクエン酸と重曹を使用すれば、どこのメーカーのものでも構いません。毎日飲む方は、大きなものを購入するとお得です。

クエン酸重曹水に関して、良くある質問をまとめました。

Q
炭酸水やクエン酸は一日何回飲めばよいですか?
A

5回くらいに分けて飲むのがベストです。
体内に入ったクエン酸は2時間後にピークになり、4時間後に代謝されて無くなります。一度に大量に飲んでも効果が少ないです。

Q
クエン酸は1日に15g飲まなければいけないの?
A

「クエン酸で医者いらず」著者の小島徹医学博士は、症状の改善をみるには1日最低15gを摂ってほしいと言っています。小島医師が臨床の中で、結果を出した量が15gですから、頑張って15g目指して欲しいですね。
酸っぱいのが苦手な人は、はちみつやオリゴ糖などを加えてみてください。
ただし、糖は酸性食品ですので、ほどほどに!

参考図書
クエン酸の効果などは、こちらの本に詳細が載っています。参考にしてみてください。
「クエン酸で医者いらず」小島徹 著

弱アルカリ体質へ

人の体は約60%が水分で、健康な状態では、その体液はpH7.4程度の弱アルカリ性に保たれています。

体中では、糖質、たんぱく質、脂質など栄養素の代謝に伴ない、1日あたり20,000mEq(※2)の酸がつくられますが、余分な酸は、腎臓の働きにより尿として体の外に排泄したり、肺から二酸化炭素として排出しています。

※2 mEq(ミリ当量):電解質の量を表す単位

あなたの尿pHはどれくらい?

体内で作られた余分な酸は、尿として排出されるため、朝一番の尿でpHをチェックをすると、体の酸性度・アルカリ度が分かります!

チェックのやり方は簡単です。
HYDRIONペーハーチェッカーを、尿に付け数秒後に変化の止まった時点の色を、ケース内の色見本と比べて測定します。

もし、上段の赤枠の中の色だったら、あなたの体内は確実に「酸性」に傾いています。
酸性の身体は痛みの他、心身の様々な症状を出します。
体内が酸性に傾くと、血液のpH7.4を維持するために、筋肉や骨を溶かして弱アルカリを保とうとしますので、自律神経や免疫細胞にも大きな負担がかかります。

NAETアレルギー除去療法と弱アルカリ体質

当院では、心身の不調がある状態(酸性体質)から、心身ともに調子良い状態(弱アルカリ体質)にするために、自律神経を調整する整体や、アレルギーを取り除く施術を行っています。

「不調を原因から治すには、アレルギーを取り除く施術が必要です」と言われても、ピンとこない方がほとんどです。
NAETアレルギー除去療法は、痛いから痛みを取り去る施術、というように症状を抑える対処療法ではありません。NAETアレルギー除去療法では、“症状“は単なる“結果“でしかないという考えに基づいて施術を進めていきますので、しっかりと治療の概念を知っていただく必要があります。

体質改善の場合、まずは栄養素を中心とした基本17項目のアレルギー除去を行います。これは、身体の基本となる代謝が乱れたままでは、原因を改善していくことができないからです。

その後、不調の根本原因となる細菌・真菌・ウィルスなどと、引き金(栄養素・化学物質・重金属・電磁波・感染・自己組織・ストレスなど)に対するアレルギー除去を行います。
時間はかかりますが、栄養素がきちんと消化・吸収・代謝でき、かついろいろな引き金に対して過剰反応しないよう調整することで、根本からの体質改善を目指しています。

詳しくは、NAETアレルギー除去療法のページをご覧ください。