今年は数十年ぶりとも言われる花粉の当たり年で、4月に入っても、スギ・ヒノキに加え、黄砂や大気中のアレルゲンへの反応が続いている方が多い状況です。特に3月後半以降はスギが落ち着く一方で、ヒノキがピークを迎え、さらにマツ・シラカバなどにも強く反応するケースが目立っています。
今年のような年は、これまで花粉症がなかった方にも症状が出やすく、既存の方は薬が効きにくい傾向があります。
当院は花粉症状の施術を行っていますが、見方を変えると、細かいアレルゲンレベルまで見直せるチャンスでもあります。花粉そのものだけでなく、体内の慢性炎症や潜在的な要因まで含めて整えることで、来年以降の症状軽減につながります。
今年特に注意したいポイント
・花粉の種類が多い(スギ・ヒノキ+マツ・シラカバなど)
・今後はイネ科花粉(カモガヤ・オオアワガエリ)も早期化の可能性
・ラテックス(ゴム)や小麦・米とのPFSA(交差反応)にも注意
ゴム製品は衣類や日用品に多く、皮膚症状だけでなく重篤なアナフラキシーの原因になることがあります。
心当たりのある方は、早めにご相談ください。
■ 室内環境(カビ・ダニ)も増加
気温と湿度の上昇に伴い、カビ・ダニの影響も増え始める時期です。
特に注意したいのは
・洗濯機(洗濯槽のカビ)
・枕や寝具
洗濯槽クリーナーの定期使用や、洗剤・柔軟剤に「せっけん洗剤」を使っている方は、控えることも有効です。
枕はカビの温床で、めまい、耳鳴り、頭痛、肩こり、味覚障害などの頭部症状がある人は、カビの影響を少なからず受けています。
枕は高価なものを買わず、半年から長くても1年で交換していくようにしましょう。
■春バテ(気温差・気圧変動)
4月以降は低気圧の影響が増え、いわゆる「春バテ」状態の方が増加します。
主な症状
・だるさ、眠気、頭痛
・食欲低下、集中力低下
・痛み、しびれ、かゆみ など
これは気圧変化による酸素不足や、栄養状態(特に鉄・タンパク)の影響も関係します。
冬に控えめにしていた栄養補給も、この時期からは見直しが必要です。 冬季に潜在感染源のエサにならないように控えるようにお伝えしていた「鉄」ですが、増やしていきましょう。
詳しくはお越しの際にお尋ねください。
■ まとめ
4月は 「花粉+環境変化+気圧変動」が重なる不調の出やすい時期です。
だからこそ
・外的要因(花粉・カビなど)
・内的要因(栄養・炎症) の両面から整えていくことが重要になります。
早めに対策しておくことで、この先の季節をぐっと楽に過ごせるようになります。
症状が長引く場合や、原因がはっきりしない不調については、お気軽にご相談ください。
